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変形性膝関節症の三島治療院 東京都・世田谷区 < 東急大井町線> 尾山台駅 徒歩4 分

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「土踏まず」構造と効果archl

「土踏まず(足のアーチ)」は進化の証

陸上動物の進化は、足の支持有効面積を縮小し、静的安定性を返上しながら、動的安定性を高めてきました。 特に、サル(猿)からヒト(人間)への進化は、動的安定性が飛躍的に進化していきました。
ヒトは、頚椎(くび)、腰椎(こし)、踵(かかと)の各要素とも、重力方向に約90度回転し、 特に足は、踵(かかと)が倒立した事により、「土踏まず(アーチ)」という空間ができました。
「土踏まず(アーチ)」は、ヒト化にともなう必然的空間なのです。
ここからさらに、完全直立二足歩行ができるようになると、足は面支持から3点支持になり、足底の接地面積はさらに小さくなりました。
このように足自体の静的安定性を返上する「土踏まず」の出現は、「進化の証」と言えるのではないでしょうか。



子供の成長に伴う「土踏まずの変化(赤○)」を見ますと、 「土踏まず(足のアーチ)」が、活動性に比例して形成されているのが分かります。
足に荷重をかけて活動すると「土踏まず」が現れるということです。
直観的には理解しにくい 不思議な現象ですが、これが現実なのです。
足は荷重が生理だという見解をする事が、現実に即しています。
一般的には、「足には荷重かかるから扁平化は仕方ない」との見解を示します。 しかし、これは現実とは大きく矛盾するので、正しい処置が行われているのか?と疑問がわいてきます。

「土踏まず(足のアーチ)」の構造

「土踏まず」は、3つのアーチから成る空間で、 そのアーチ構造は中空を保つ耐荷重性が高いものです。 長期的な高負荷に耐える空間設計のヒントは、アーチ式石橋の土木技術にありました。 アーチ式石橋は、荷重に強くアーチ形の空間を長い歳月にわたり保つことができます。
300年前に建造された熊本県の通潤橋などはそれを象徴しています。






アーチを構築する必須要件は、
「? クサビ形の石」
「? 重力」
「? アーチ反力」(アーチの広がりを抑止する)
の3つです。
橋の場合、両側の岸が「アーチ反力」の役をしています。
両岸が離れて、アーチ反力が減衰するとアーチは扁平化します。
アーチ反力が消滅すれば、アーチは完全扁平になります。




続いて、足の3つのアーチは3つの要素を備えているか調べてみました。

1)皆、1つ以上  「クサビ形の骨」を含んでいます。

2)足は身体の最下部にあるので、重力を受ける状況にあります。

特に、「内側の縦アーチ」は、距骨が前後の骨にハマり込む「テーパー構造」をしており、 十分な耐荷重性と安定性を備えています。

3)足部の靱帯、筋腱膜などは、3つのアーチの両脚が外側に広がるのを抑止する「アーチ反力」の役をしています。

しかし足は、繰り返し、衝撃的な荷重がのしかかる場所ですから、
いかに引っ張り応力に靱帯、筋腱膜といえども、徐々に伸びてアーチ反力は減衰してしまいます。
したがって、靭帯や筋腱膜以外に、「アーチ反力」を担っている「硬組織」に目をつけました。

ヒトの足で特徴的な硬組織は、踵骨(かかと)です。
哺乳類の踵骨(かかと)は地に着いていません。
サル(猿)になってやっと小型の踵骨(かかと)が地面に着きました。
それに対して、ヒトの踵骨(かかと)は非常に大きくて長い。それが地面に斜めに接しています。
踵骨(かかと)は、2つの縦アーチの後脚を兼ねています。
この特徴ある踵骨(かかと)と 対をなす第1〜第5中足骨頭の 骨そのものに縦アーチの「アーチ反力を発生する仕組み」が隠されているのではないか、と考えました。


地面と接する踵骨、および第1〜5中足骨頭が「下顎頭のような螺旋(らせん)形状面」を有していれば、 上からかかる体重によって、曲率半径が小さくなる方向へ回転しようとするため、縦アーチの両脚部にはアーチ反力が発生する、と解釈することができます。

足のアーチ反力の主力は、踵骨、および第1〜5中足骨頭などの硬組織であり、軟部組織はその補助を担うと考えました。

こうしてみると、進化したヒトの足は、上半分がテーパー構造で、地面と接する下半分は顎関節系の螺旋形状になっています。
つまり、土踏まずは、 ヒトを完全直立二足歩行に導いた2大平衡システムを結集して完成した頑丈な空間であると言えます。

「土踏まず(足のアーチ)」の効果

2大平衡システムを結集した中空の土踏まずには、
次のような効果があると思います。

? 衝撃波に侵入防止
土踏まずがあると、足根間関節の広大な総面積で一斉に潤滑が起こり、着地時の衝撃や震動を大量にカットする。

? 足底重心のらせん移動
歩行時、土踏まずは迂回部位になるため、足底の接点移動は半ば弧を描いたラセン曲線になる。
足部からの衝撃や震動のない純粋なラセン運動が下腿部、大腿部へと上昇する際、 足、膝、股関節等の不整円運動が局所摩耗を防ぎ、諸関節の歪みを自動修復する。

? エネルギーの節約
歩行時は、左右の足底のラセン曲線を合わせた滑らかな曲線になり、
ベクトル変換時のエネルギー・ロスを最小限にとどめる。

「土踏まず」は、ヒトを完全直立二足歩行に導いた2大平衡システムを結集して完成した頑丈な空間であり、 歩くことで直立二足歩行をする身体の生理性を維持・管理する、重要な役割があるのです。

「土踏まず(足のアーチ)」の扁平化

一般的に「荷重による靱帯の過伸展。」と言われていますが、
足は2大システムを結集して完成した場所ですから、
荷重に対する硬組織の強度は申し分ありません。したがって、
「荷重」が病理と言うよりも、 むしろ、
距骨のテーパー構造をはじめ、足根骨の関節を離開させ、
足のアーチ反力を減衰させる「非荷重」が足の扁平化の病理に相当すると言えます。

従来の「土踏まず(アーチ)」扁平化に対する処置

「土踏まず」の扁平化は、足の「非荷重」が、その主な原因だと思います。
とくに 注意すべきは、生活習慣です。
このような好ましくない足の接地習慣の繰り返しが「足の扁平化」を招くと思います。
すると、土踏まずの効果が受けられなくなるため、
足や膝などに さまざまな症状が生じてくると思います。

一般的には、その病理を「荷重」との考えているので、 足の裏に凸型のパットを当てて、アーチを押し上げる足底板や中敷きを作成します。
この技術は、低下した足の骨を確実に、押し戻すので、 諸関節の高さが整うことによる症状改善が望めると思います。


一般的には、その病理を「荷重」との考えているので、 足の裏に凸型のパットを当てて、アーチを押し上げる足底板や中敷きを作成します。
この技術は、低下した足の骨を確実に、押し戻すので、 諸関節の高さが整うことによる症状改善が望めると思います。

しかし、これは「土踏まず」の空間を埋めて「立体の扁平足(「土を踏む」場所)」をつくるため、 「土踏まず」として再生できず、「土踏まずがもたらす効果」は低減させてしまう、と考えられます。

「土踏まず」という空間は、直立二足歩行する身体の豊さを保つしくみです。
この空間を安易に凸型のパットで埋める処置は、
足を退化させる可能性はないでしょうか。


「アーチ構造」は、上からの荷重に非常に強く、何台もの車、数十トンもの重さに耐えます。
しかし、下からの押し上げ力に非常に脆く、構造的に破綻してしまうのです。
土木工学の世界では、凸型パットを「支保工」と呼び、アーチの解体作業に使用します。

「足のアーチ」にとって、凸型パッドは、アーチ解体の支保工と同じ作用すると思います。
歩く度に足のアーチは、下から何千回も 凸型パッドに突き上げられて、締結が弱められます。
これで健康な足を再建できるでしょうか。
みなさんの靴の中に、支保工は入っていませんか?

「足のアーチサポート」

当院では、膝痛・ひざ変形・腰痛に対して、 特許を取得した足のアーチサポーターで、根本から改善する方法を開発し成果をあげています。
その足の治し方は、従来の足底板のやり方と180度ではなくて、90度違います。

下から突き上げるやり方ではなく、両サイドから 寄せて 上げる。
それによって、
「土踏まず」を埋めてしまうのではなく、「生きた土踏まず」を再生する新しい方法です。

「足のアーチサポートの原理」

では、当院で開発したこのサポーターの原理を御紹介します。

まず、
足の横アーチにアーチ反力を加える処置を致します。
そうする事で、以下の効果を発揮します。

・ 横アーチが再生。
・ 内側・縦アーチの前脚が整う。
・ 外側・縦アーチの前脚が整う。


次に、過伸展した軟組織に代わって足底に張力を与える処置を行います。
第二の帯で、横帯と踵を近接させ、

・ 内・外縦アーチを再生させます。

こうする事で、足の3つのアーチを再生させ、
中空の土踏まずを再生します。











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